ANA SKYコイン基本情報
ANAによく搭乗される方は「SKYコイン」という言葉を耳にしたり、何かで見たりしたことはないでしょうか?
「SKYコイン」について簡単な説明と、どのように使えばいいか書いていこうと思います。
あくまでも参考程度に見てもらえると幸いです。
ANA SKYコインとは?
ANAが発行する電子クーポンで、マイルや提携ポイントからの交換できます。
10コインから1コイン=1円としてANAの航空券(国際線・国内線)やパッケージツアー等の旅行商品に利用できます。
ANA SKYコインを利用できるのは、ANAマイレージクラブ会員本人のほか、会員の配偶者と2親等以内の親族まで使えます。
ANA SKYコインの対象商品
このSKYコインは主に、下記と交換できます。
- ANA国内線・国際線航空券
- ANA SKY WEB TOURで販売する国内・海外旅行商品
※国内ホテル・国内レンタカー・ANA一休パック・海外旅行商品 ホテル&オプションは対象外
マイルとの違いは?
では、よく皆さんが聞くマイルとは何が違うのか簡単にまとめてみました。
ANA SKYコイン | ANAマイル | |
---|---|---|
使用用途 | 国内線・国際線航空券 国内・海外旅行商品 | 特典航空券 ホテルやレンタカーの予約 ANAショッピングサイトの商品 |
貯め方 | マイルからの交換 他社ポイントサイトからの交換 | 飛行機への搭乗 対象ホテル宿泊 クレジットカード決済 |
有効期限 | 1年(12ヶ月) | 3年(36ヶ月) |
これを見るとSKYコインに交換しても有効期限が1年しかないので、まずはマイルを優先的に貯めて必要に応じてマイルからSKYコインに交換するのが良いですね。
ANA SKYコインの賢い活用方法
SKYコインをどのようにして使っていくか、いかに上手く使っていくかを見ていきましょう!
マイルの有効期限を延長
前述にもありますように、SKYコインの有効期限は1年(12ヶ月)です。なので、すぐにマイルからSKYコインに交換するのは得策とは言えないです。
しかし、マイルにも3年(36ヶ月)という有効期限があります。使用予定がなく、期限が切れるマイルを一旦、SKYコインに交換すれば、有効期限をさらに1年延ばすとうことにもなりえるので、マイルを無駄にすることがなくなります。
希望の特典航空券が取れない
マイルは、特典航空券と交換することができますが、交換できる座席数というのは限られております。
希望便する特典航空券の座席が満席の場合は、マイルをSKYコインに交換すれば、航空券を普通に購入するのと同じ用途になりますので、希望便の座席を押さえることが出来る確率も上がるということになります。
マイルやプレミアムポイントを貯めたい
マイルから特典航空券で飛行機に搭乗した際、マイルやプレミアムポイントは付与されないことを知ってましたか?
マイルを貯めている人や、上級会員を目指したりSFC修行の為にプレミアムポイントを貯めている人からすると、特典航空券で搭乗することはあまり意味がありません。
しかし、SKYコインで購入した航空券だとマイルもプレミアムポイントも付与されるので、どちらかでも貯めてるという人はSKYコインから航空券を購入することをお薦めします。
ANA SKY コインはどうやって貯める?
SKYコインの貯め方をいくつか挙げてみました。他にも方法はあるかもしれませんが王道の貯め方が下記となります。
マイルから交換
基本的な交換方法で殆どの人がマイルからSKYコインに交換しているのではないでしょうか?
ただ、ANAの会員クラスやANAカードの種類によって交換率も変わってきます。
交換マイル数 | ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー、 ANA「プラチナサービス」メンバー、 ANA「ブロンズサービス」メンバー | ANAスーパー フライヤーズカード、 ANAカード プレミアム、 ANAゴールドカード | ANAカード(ワイド・一般)、 AMCモバイルプラス会員 | ANAマイレージクラブカード |
---|---|---|---|---|
1~9,999マイル | 1~9,999(1倍) | 1~9,999(1倍) | 1~9,999(1倍) | 1~9,999(1倍) |
10,000マイル | 13,000(1.3倍) | 12,000(1.2倍) | 12,000(1.2倍) | 12,000(1.2倍) |
20,000マイル | 28,000(1.4倍) | 26,000(1.3倍) | 26,000(1.3倍) | 24,000(1.2倍) |
30,000マイル | 45,000(1.5倍) | 42,000(1.4倍) | 42,000(1.4倍) | 36,000(1.2倍) |
40,000マイル | 64,000(1.6倍) | 60,000(1.5倍) | 60,000(1.5倍) | 48,000(1.2倍) |
50,000~200,000マイル | 85,000~340,000(1.7倍) | 80,000~320,000(1.6倍) | 75,000~300,000(1.5倍) | 60,000~240,000(1.2倍) |
この表を見ても分かるように、小まめに交換するより纏めて交換した方が交換率も上がるので前述の通り、マイルを貯めておいて一気にSKYコインに交換しましょう。
あとはANAマイレージクラブカードよりは上級会員クラスやANAカードを持っていた方がより多くのSKYコインに交換することが出来ます。
他社ポイントからの交換
提携ポイントをSKYコインに交換することも可能です。その一覧が下記となります。
提携先ポイント | 換算率 |
---|---|
永久不滅ポイント | 永久不滅ポイント1ポイントごとに4.5コイン |
フォートラベル | 500フォートラベルポイントごとに 50コイン |
エポスポイント | 1エポスポイントごとに 1コイン |
ヤマダポイント | 1ポイントごとに1コイン |
nanacoポイント | nanacoポイント500ポイントごとに 500コイン |
Oki Dokiポイント | 1ポイントごとに 3コイン |
ダイナースクラブ リワードポイント ANAダイナースカード会員 | 1,000ポイントごとに1,200コイン |
Gポイント | 1Gポイントごとに1コイン |
PeX | 1,000ポイントごとに100コイン |
ネットマイル | ネットマイル1000mileごとに500コイン |
ラブリィポイント | ラブリィポイント3,000ポイントごとに3,000コイン |
ベネポ | ベネポ500ポイントごとに500コイン |
ライフカード | サンクスポイント200ポイントごとに900コイン |
これだけ沢山の提携先もあり、かつSKYコインだけでなくマイルも両方交換できるサイトがあるので、どちらがお得かを事前に調べた上、交換することをおすすめします。
提携ショップサービスの利用
テレビの契約やインターネットの申し込みなどでもSKYコインが貯まります。
- WOWOW(テレビ)
- 楽天ブロードバンド(インターネット)
- マトリックストレーダー(FX)
- ブランディア(不用品買い取り)
ANA SKY コインの使い方&知っておきたいこと
10コイン単位で利用可能で使い方も簡単
SKYコインを利用するときには、10コイン(=10円)単位で利用することができます。使い方も簡単で、支払い方法を選ぶときにSKYコインを「利用する」の方にチェックを入れるだけです。
クレジットカードとの併用が可能で、不足額はクレジットカードで支払えます。ただし、現金では支払えません。
有効期限
12ヶ月後の末日までとなります。
例えば2022年9月に獲得したSKYコインの有効期限は2023年9月30日までとなります。
払い戻し
SKYコインは払い戻しが可能です。SKYコインで購入した航空券や旅行商品をキャンセルしたいときも安心です。
ただし、購入したときにはSKYコインが有効期限内であったとしても、払い戻し時に有効期限が過ぎていると自分都合での払い戻しはできませんので要注意です。
ANA SKY コインを賢く使おう!
色々とANA SKYコインについて説明してきました。
使える商品や、有効期限などマイルより、条件は少し悪いようにも見えますが使い方によっては非常に便利な物になりますので、皆さんもご自身の旅行に役立ててください。